【脱毛効果を最大限に高める方法!】部位別の毛周期を意識する!
2018/10/16
毛周期をご存知ですか?
ほとんどの人が、脱毛サロンに通うようになってから、毛周期のことを知ったはずです。
脱毛と毛周期には、密接な関係があり、脱毛効果を最大限に高めたいのであれば、各部位の毛周期を常に意識しておく必要があります。
これから、施術を受ける人が、短期間で脱毛効果を得られるように、毛周期と脱毛の関係について、詳しく解説します。
目次
毛周期とは?脱毛とどんな関係がある?
毛周期とは、体毛が成長して、抜け落ちるまでの一定のサイクルのことです。
このサイクルは、年齢や性別、身体の状態によって、個人差があり、正しいサイクルのもと施術を受けることで、より高い脱毛効果を実感できます。
脱毛の毛周期には4つの期間があります!
脱毛の毛周期には、「成長初期」「成長期」「退行期」「休止期」の4つの段階があり、毛穴の一つ一つが、この4つの周期を常に繰り返しています。
成長初期 | 毛母細胞の分裂が始まり、体毛が徐々に成長していく時期です。 |
---|---|
成長期 | 毛母細胞が活性化しているので、体毛が大きく伸びる時期です。体毛が皮膚から飛び出している状態です。 |
退行期 | 細胞分裂が収まって、体毛の成長が止まってしまう時期です。新しい毛が作られないので、それ以上は伸びなくなります。体毛が抜ける準備をしている状態です。 |
休止期 | 体毛が寿命を迎える時期で、毛根が健康な状態であれば、次の成長期に向けて準備を始めます。毛穴に毛がない状態です。 |
毛穴によって、どの段階なのかは別々で、肌の表面から見えている体毛は、全体の3分の1程度で、残りの3分の2は、皮膚の内側で成長している最中か、休止期の状態かのどちらかです。
脱毛は成長期の段階の体毛にしか効果がない!
脱毛サロンの光(フラッシュ)脱毛や、医療クリニックのレーザー脱毛は、成長期の体毛にしか、効果がありません。
どちらの脱毛方法も、毛根の黒いメラニン色素に光を照射し、毛根の細胞を破壊することで、脱毛を行っています。
成長期の体毛は、毛母細胞が活発なので、黒い部分が濃い上に太く、脱毛効果が高くなります。
これに対して、退行期や休止期の体毛は、メラニン色素が薄いので、光が反応しにくく、脱毛効果が低いです。
毛周期を無視したり、脱毛の間隔を空けすぎたりしたらどうなる?
早く脱毛効果を実感したいからといって、毛周期を無視して、施術を繰り返しても、休止期や退行期の体毛には、効果はありません。
それどころか、肌に大きな負担を与えるだけです。必ず、毛周期のことを考慮し、施術を受けるようにしてください。
脱毛の間隔についてですが、期間が空きすぎたからといって、効果が無くなることはありません。
ただし、初回から2回目の間隔は、期間を空けすぎないように注意が必要です。
なぜなら、どこの脱毛サロンでも、初回の施術は、肌の負担を考えて、弱めの出力で施術をするケースがほとんどだからです。
回数を重ねるごとに、出力を高めていき、少しずつ脱毛効果を実感できるようになっているので、初回から2回目の間隔は、空きすぎないようにしてください。
各部位別の毛周期とは?
毛周期は、身体の各部位によっても、変わってきます。
それぞれの部位の毛周期をまとめてみました。
※もちろん、個人差はあります。
成長期 | 休止期 | |
---|---|---|
髪の毛 | 2~6年 | 3~4ヶ月 |
顔 | 1ヵ月 | 1ヵ月 |
ワキ | 3~5ヶ月 | 3~5ヶ月 |
腕 | 3~4ヶ月 | 3~4ヶ月 |
脚・膝下 | 4~5ヶ月 | 4~5ヶ月 |
アンダーヘア | 1~2年 | 1~1年半 |
手・足の指 | 3ヶ月 | 3ヶ月 |
アンダーヘアは、他の部位と比べても、特に毛周期が長いです。その分、脱毛が完了するまでの時間も掛かります。
脱毛に時間の掛かる部位とは?
部位によって、時間が掛かってしまう部位もあります。
どういった部位に、時間が掛かってしまうのかを知るために、最初に性毛と無性毛について知っておく必要があります。
体毛には性毛と無性毛がある!
体毛には、大きく性毛と無性毛の2種類があります。
それぞれを簡単に説明すると、
性毛は、思春期以降に、生えてくる体毛のことで、男性だけに生える男性毛と、男女両方に生える両性毛に分かれます。
それに対し、無性毛は、髪の毛や眉毛、まつ毛などの思春期までに生えていた体毛のことを指します。
無性毛 | 髪の毛、眉毛、まつ毛、手足の毛 |
---|---|
性毛(男性毛) | ひげ、胸毛、背毛、陰毛上部、前頭部と頭頂部の頭髪 |
性毛(両性毛) | 腋毛、陰毛、脇毛 |
性毛の方が脱毛に時間が掛かる?
性毛と無性毛を比較すると、性毛の方が、脱毛に時間が掛かります。
その理由として、
- 他の部位よりも、毛周期が長い!
- 生えている体毛の向きがバラバラ!
- 固くて太い体毛が密集している!
となっています。
無性毛は、性毛に比べて、毛周期が短く、毛の流れる方向が同じなので、脱毛効果が早く表れやすいです。
脱毛中にやってはいけない自己処理とは?
施術の合間に、行う自己処理ですが、毛抜きやカミソリ、ワックスでの自己処理は、絶対にNGです。
その理由とし、肌を深く傷つけてしまうだけでなく、施術の脱毛効果が失われてしまう可能性があるからです。
もし、自己処理をするなら、脱毛サロンでもオススメしている、電気シェーバーを使用して、自己処理するようにしてください。
自宅でも簡単に処理できる上に、肌への負担も最小限に抑えることができます。
脱毛が最も効果的な間隔とは?
脱毛サロンに通う間隔ですが、ほとんどのサロンが、2~3ヶ月に1度のペースで施術を受けることを推奨しています。
なぜなら、それぞれの部位の毛周期を計算して、施術を受けるのは、かなり大変だからです。
全身脱毛プランなら、全ての部位を1度に施術しますので、体毛の生え変わりサイクルの平均を考えた時、2~3ヶ月に1度のペースが一番通いやすく、効果を実感しやすい間隔になります。
私個人的には、2ヶ月に1度のペースがオススメです。
回数を重ねると、効果のあった毛は抜けていき、毛周期の揃った毛だけが残る状態になります。その時期になったら、3ヶ月に1度にするなど、間隔を空けることも可能です。
毛周期についてのまとめ!
毛周期と脱毛の関係について、ご紹介しました。
毛周期が何なのか、脱毛効果を最大限にするために、なぜ毛周期を意識しなければならないのか、分かって頂けたでしょうか?
もし、自分一人で、脱毛を受ける判断が難しいのなら、その都度、サロンのスタッフさんに相談するようにしてください。
ご自身の毛周期に合った、脱毛スケジュールを提案してもらえるはずです。